エンエージェントは大規模転職サイトであるエン転職の運営元であるエン・ジャパンが展開する総合型転職エージェントです。
エン転職の歴史は古く、日本の転職サイト市場においてはリクナビNEXT、マイナビ転職と並んでトップ3に数えられる規模を持ちます。
求人広告事業から得てきた企業との取引と転職ビジネスノウハウを駆使し、ここ3年くらいでエンエージェントは一気に総合型転職エージェントとして台頭してきました。
エンエージェント詳細解説
エンエージェントの基本データ
求人数 | 非公開 求人数 |
非公開 求人率 |
登録者数 | 年間 転職者数 |
対応 地域 |
年収 UP率 |
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約10,000社 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 6,000名超(※) | 全国 | 非公開 |
※IRにて公開のセグメント別売上高より、転職エージェント平均売上単価を用いて想定算出した
エンエージェントの得意職種ベスト3
第1位 | 第2位 | 第3位 |
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営業・マーケティング系 | 事務・管理系 | サービス・流通系 |
公開情報を元に作成したエンエージェントのキャリアパートナー(キャリアコンサルタント職)の得意職種がこちらです。
上記ベスト3が過半数を占める割合になっており、印象としては技術職よりは営業・企画・管理部門系に強いイメージです。
エンエージェントの得意業種ベスト3
第1位 | 第2位 | 第3位 |
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製造業 | IT・WEB | サービス業 |
エンエージェントをまとめると
転職サイトから規模を拡大し、人材ビジネスの中核企業として満を持して登場した総合型転職エージェント。それがエンエージェントです。
転職サイトの媒体規模はリクナビNEXTやマイナビ転職とほぼ同等。
グループとしての人材関連サービスへの取り組みも、ミドル層の転職やハイクラスのエグゼクティブ・サーチまで幅広く持ち合わせています。
総合人材サービス企業としてはのエン・ジャパンはリクルート・マイナビ・インテリジェンスと合わせて業界4大企業と呼ぶのが相応しいかと思います。
一方で、転職エージェントセグメントの売上規模からみる転職エージェント事業の規模としてはトップ3より少し下の様子。
参考までに転職エージェント業界3位のJACリクルートメントの売上高と比較すると、40億円程度の開きがあることがわかります。
キャリアコンサルタントにあたるキャリアパートナーの人数は少し古い2014年時点の情報で100名前後、こちらもJACと比較すると1/4くらいの規模になります。
現在の位置付けとしては中堅クラスの総合型転職エージェントということになります。
しかしながら保有求人数は10,000社を超える規模で、こちらは母体のエン・ジャパンが持つあらゆる転職サイトのリソースとのシナジーが大いに発揮されています。
結論として、20代〜30代前半の非技術系職種の方が幅広い求人提案を求めて登録する転職エージェントとして選択肢に入るでしょう。
リクルート出身で自身も数度の転職経験を持つ筆者が選びました。
転職エージェントには個々の強みと特色が存在します。
貴方にとってベストに近い選択肢を複数持ち、積極的に彼らを利用していきましょう。