転職活動の末内定が出た。
でも第一志望ではなかった。
はたまた、上司の引き止めで気が変わってしまった。
様々な要因で内定辞退は生じます。
落ち着いて対処すれば全く問題ありません。内定辞退は怖くない。
転職活動でも内定辞退は可能です
「私への評価、内定を頂き誠にありがとうございます。しかしながら大変申し訳ありません…」
内定への感謝と辞退への謝罪。
この気持ちが何より大切です。
これさえ伝えれば何も遺恨など残りません。
なぜなら内定が出るまでに企業の方だって何人もの転職希望者の入社意思を辞退しているのですから。
あとはビジネスパーソンとしてご自身が恥じないような去り際を作るだけです。
ざっと考えられる方法を見ていきましょう。
1.直接会って伝える
「この度は、大変申し訳ありませんでした。」
実態を言うとあまり存在しないケースにはなります。
何故ならば「直接会って内定辞退の旨謝罪したい」と伝えて「はいおいで下さい」と返答する人事はそう多くは居ないからです。
そこまで丁寧な対応が取れる転職希望者であったということでその他トラブルが生じているはずもなく、大抵はそのアポの申し入れの連絡を以て話は終わります。
しかしながらビジネスパーソンとしては最も誠実に行動しようとした例になるのではないかと思います。
2.電話や手紙・メールで伝える
[ title:この度は、大変申し訳ありませんでした。]
IT化・コミュニケーションの簡素化が進み、現代はFace to Faceの対話が減ってきているように感じます。
そんなわけで、内定辞退に関しても一番多く見られるのはこうした通信手段による伝達です。
筆者が少しもの悲しいなと思うだけで、非常に一般的で且つ内定辞退を伝えられる企業側としても受け入れている形だと思います。
結局上述した直接面談の申し入れも電話やメールを通じて実施され、そしてその場でもって内定辞退は成立している事が多いわけですから。
敢えて傾斜をつけるのであれば、怖がらずに電話してみて下さい。
内定ひとつ出すのにも多くの役職者のハンコが必要です。辞退は辞退で仕方ない、でも理由くらいはハンコをついた方々に説明したいと思うのが人事というものです。
3.転職エージェントを通じて伝える
「いや、誠に申し訳ありません。やむかたない事情で今回御社の内定を辞退されたいとおっしゃっておりまして…」
もしも貴方が転職エージェントとともに転職活動を実施しているならば、内定辞退の連絡も立派な転職エージェントの仕事です。
おそらく彼らは悲しそうな反応をするでしょう。
内定した企業で活躍する貴方の姿が見れなくなったしまったからでしょうか。
いいえ、目の前の売上見込みがなくなってしまったからです。
転職エージェントは転職のプロです。ですから、熟練者ほど多くの内定辞退を経験しています。
遠慮することはありません。存分にその対処スキルを発揮してもらえば良いのです。
そうした煩わしさを代行することが転職エージェントの介在価値の1つであるのだから、気に病むことはないのです。
ただ、たまに転職エージェントに内定辞退を伝えることすら怖気づいてしまう方が居ます。
それだけは一番最初に教えてあげましょう。
別にメールでもいいんです。でも理由くらいは書いてあげましょうね。
リクルート出身で自身も数度の転職経験を持つ筆者が選びました。
転職エージェントには個々の強みと特色が存在します。
貴方にとってベストに近い選択肢を複数持ち、積極的に彼らを利用していきましょう。