転職活動の書類選考 採用担当者の視点編

profilesheet1

転職活動における書類選考は最初にして最も多くの脱落者を出してしまう関門です。
転職エージェント時代の経験からいって、1名の採用に100名の応募があった場合、10~20名に絞られてしまうのが普通。

 

まずこの高倍率を生き残るためにポイントを確認しましょう。

採用担当は書類選考で何を見るのか?

転職者募集の求人が開始されると、一斉に集まりだす応募書類やデータ。
80%くらいの企業では、面接に呼ぶための候補者を絞る書類選考を人事・採用担当が実施します。

 

これまで数百の企業の書類選考を経験した立場から、彼らの視点をお伝えしましょう。
前提として、この書類選考の工程は業界では「スクリーニング」と呼称される事が多いです。
つまり、書類選考の初動は不採用者をデジタルに決定する要素の確認から始まります。

 

デジタルに書類選考で足切りになってしまう事が多い要素は下記2点です。

1.年齢

現在は法規制により、一部例外規定を除いて募集年齢を記載しての求人は禁止されています。
だからといって、やはり書類選考段階ではこの要素は不採用の第一要素になってしまいがちです。

2.経験社数

次いで不採用理由の多くを占めるのがこれまで所属した企業の数。
なかでも最も不利なパターンとしては直近の経歴に近づくにつれ勤続年数が短くなっている経歴があります。

 

 

次に、ここまでのスクリーニングで勝ち残っている母集団から通過者を決めるための工程に入ります。
ここからは下記のポイントを確認しつつ、加点要素での採点となるとご理解下さい。

3.経験業界と経験職種

転職応募者の経歴が、今回の求人に対してどれだけマッチしているかの確認です。
最もポイントが高いのは同業界にて同職種の経験がある候補者なのは当然。
業界のみ、職種のみの適合の場合は下記のような序列で評価される傾向があります。

 

経験職種が適合 > 経験業界が適合

 

このような傾斜がつくのは、転職求人がポジションを特定しての募集となるケースが多い事に起因します。

 

【IT業での営業職の募集の場合】
物流業の営業職経験者 > IT業でのカスタマーエンジニア経験者

 

具体的には上記のような評価となる場合が多いということです。

4.職務経歴・実績

上記3項目を経て、ようやく候補者の詳細比較が開始されます。
ここで貴方が書き上げた職務経歴書がようやく威力を発揮する事になるわけです。

 

主に実績数値自己PR等々が比較され、優劣がつけられます。

5.写真

意外と決めの一手に成り得るのが、履歴書に貼られた写真です。
まだまだ転職活動の選考過程としては序盤の書類選考。
単純に「感じがよさそうか」「一緒に働きたいと思えるか」を確認するうえで、写真の与える印象は大です。

 

 

このように、貴方の持つ要素の中でデジタルなもの、次いで極めて現在に近い職務の経歴で大体の決着がつきます。
巷に言われる学歴などは、1~5の項目を経ても尚優劣つけがたい候補者の比較になる程度というのが実態です。

 

次回はこの人事採用担当者の視点を踏まえて武装可能なポイントを考察しましょう。

関連転職ノウハウ



転職エージェントのキャリアアドバイザーと会話しよう

私がこの転職エージェント.comでお話しているノウハウは全て、私自身のリクルートでの活動と転職活動時のキャリアアドバイザーとの面談からヒントを得たものです。
もしキャリアアドバイザーと面談された事がないならば、是非一度会いに行かれる事をオススメします。
きっと貴方に最適なPR方法を定義してくれますよ。