転職活動の志望動機を考えるためには貴方が目指す人生のゴールから考える必要がある。
ここまでは前回の転職活動の志望動機を考える超正攻法その1でお伝えしました。
人生のゴールがわかると辿り着くための手段がわかる。
そして、手段の大きな要素を占めるのが転職する際の職業・企業の選択という事です。
転職活動の志望動機の思考法Step2
貴方の人生のゴールはどうだったでしょうか?
仕事は忙しいが、金銭的に満たされたものでしょうか。
それとも家族と過ごす時間を大切にする生き方でしょうか。
今回で、まだイメージの状態のそのゴールへ向けて階段を作ります。
志望動機ステップ2:転職して手に入れたい要素
形作ったイメージから以下3点を抜き出しましょう。
【人生のゴールからピックアップする要素】
1.経済面の要素
2.後世に遺したい要素
3.社会的な立ち位置の要素
できましたか?
ポイントは、可能な限り具体的に定義する事です。
では、抜き出した要素を解説しましょう。
結論、これが今回の転職活動で重視すべき、次の転職先に求める要素とイコールになります。
【転職活動の結果手に入れるべき要素】
1.生涯でいくらくらい稼ぐ必要があるのか
2.どのような職業を全うするべきなのか
3.どれくらいの社会的影響を得るべきなのか
これがピックアップした要素を言い換えた形になります。
同時に、貴方が貴方の人生に求めるもののベースに位置付く価値感です。
これらを正確に把握する事で、貴方の転職活動の志望動機は限りなく本音に近づきます。
志望動機が本音に近いという事は、すなわちあらゆる角度からの面接の質問に対する返答にブレがなくなるということです。
ブレない志望動機(の大元)ができる。
つまり転職活動で貴方を悩ませる、企業1社1社に対する志望動機テンプレートの土台が完成です。
ただし、これはまだ望む人生を完璧に実現する、いわば理想論のレベルからは抜け出していません。
よって、次回の志望動機ステップ3では現実に焦点を当て、「地に足付いた」志望動機への加工を実施します。
リクルート出身で自身も数度の転職経験を持つ筆者が選びました。
転職エージェントには個々の強みと特色が存在します。
貴方にとってベストに近い選択肢を複数持ち、積極的に彼らを利用していきましょう。