志望動機

転職活動の志望動機を考える超正攻法その1

転職活動の志望動機
言葉通りに捉えれば、転職を希望する企業へ入りたい理由です。

 

ですが、舞台は転職活動。職業・キャリアを決定する人生の節目です。
当然、志望動機という存在の重みも変わってくる事になります。

転職活動の志望動機の思考法

まず前提の整理です。
転職活動を実施しているということは、少なくともこれから志望する企業は人生2社目以降の企業という事になりますね?

 

故に、志望動機を語るにあたって貴方は以前の企業に入社したという過去を清算しなければなりません。
理由は様々でしょう。
前の企業は入社した段階ではとても魅力的な場所だった。それは当たり前の事実です。

 

以前の自分の判断や所属企業を完全に否定せず、前を向いた想いを語る。

 

これが「一貫性」という志望動機を支えるとても重要な要素になります。
一貫性を踏まえつつ、下記3段階で志望動機を考えてみましょう。

志望動機ステップ1:人生の目標

表現は大げさですが、転職活動を実施する上で人生計画を考えるのは必須です。

 

人生のゴールは何か。その時はどんな状態で、何を手にしているのか。

 

これを強く、且つ具体的にイメージして下さい。
参考までに下記に大きく異なるイメージを並べてみます。

 

【具体例1】
日本の空気がきれいな田舎で、伴侶と2人野菜を作りながら引退生活をしている。
たまの休みに息子夫婦が孫を連れてくるのを楽しみに、スローな毎日を送っている。

【具体例2】
世界中を旅しながら、とある国に永住する事を決めた。
仕事に打ち込み、比較的早くに億単位の資産を作り、アーリーリタイアした。
家族を持つ事はなかったが、余生で一つでも多くの世界遺産をこの目で見る予定。

 

それぞれ素晴らしい人生、余生の姿です。
ですが、持っている要素は全く違います。

 

それが何を意味するか?その状態を実現するために適した働き方があるという事です。

 

一つ目の例の人生ならば、大金を得るチャンスよりも、長く働き続けられる仕事が必要。
二つ目の例の人生ならば、若くしてリタイヤできるよう、リスクを伴うチャンスに満ちた仕事が必要です。

 

このように、人生の目標によって選ぶべき職業・企業が変わる。
そのためにゴールのイメージを明確に形作って下さい。

 

次回は志望動機のステップ2です。

 

登録すべき転職エージェント

リクルート出身で自身も数度の転職経験を持つ筆者が選びました。

転職エージェントには個々の強みと特色が存在します。
貴方にとってベストに近い選択肢を複数持ち、積極的に彼らを利用していきましょう。

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